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ゲーム雑感『ニーアレプリカント/ゲシュタルト』

2010年07月18日 22:59

最近ハマりまくったゲーム。『ニーアレプリカント(ゲシュタルト)』について。

放送ではやっていないのですが、
個人的に気に入ったので紹介させて頂きますヽ(´ー`)ノ


ニーア レプリカントニーア レプリカント
(2010/04/22)
PLAYSTATION 3


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こっちはプロモ。結構長いです。コメント非表示の方がいいかも。
スクエニ嫌いの方たちが暴れているみたい。そんな目の敵にしなくても…。




----------ソフト紹介---------------------------------------------


PS2ソフト『ドラッグ・オン・ドラグーン』(以下DOD)の正統続編です。
作中では伏線程度にしか明示されないのですが、
かの有名な”新宿エンド”後の世界が舞台となってます。(公式設定資料集より)
一部の武器名が共通していますが、DODを知らなくても全く問題ありません。


レプリカントとゲシュタルトでは主人公のポジションが違います。
レプでは主人公・ニーアがヒロイン・ヨナの兄、ゲシュではヨナの父親となります。
元々はレプの兄ニーアだけで出す予定が、海外向けにXbox360版では兄を父に変更したそうな。
海外では美形青年主人公よりも、子持ちの親父主人公の方が売れるってことらしいです。
なので箱もPS3も持ってるよー、という場合はPS3版をお勧めしておきます。
箱版が悪いって訳ではないんですが、仲間との関係性を考えると兄ニーアの方がしっくりくるかも。


システムは一般的なアクションRPG。
エンカウント制ではなく、フィールドの敵と直接バトルするキングダムハーツ形式。
難易度は選択可。アクションが苦手な私でもNORMALで特に苦労せずクリアできました。
物語の進行に従い魔法が増え、中盤から武器も選べるようになります。(片手剣・両手剣・槍)
敵の弾幕攻撃を避けつつ攻撃するSTG要素や、一部の2Dアクション要素、一部サウンドノベルもあります。


音楽は素晴らしいの一言。
曲数自体は少ない…というか同旋律のアレンジが大半なのですが、演出が良いです。
イベントとの親和性が非常に高く、効果的にシーンを盛り上げています。
私自身、音楽いいと聞いて興味を持ったので、ゲーム音楽好きな人は是非聴いてみて下さい。


グラフィックは…中の下、かな。
PS3にしてはやや厳しいですが、独特の雰囲気はあります。
PS2ソフトの『ICO』や『ワンダと巨像』をちょっと綺麗にした感じ、と言えば分かりやすいかと。
でもムービーシーンは丁寧に描かれていて、キャラクターの表情はしっかりつけられています。


シナリオは若干人を選ぶかもしれません。
明るく淡い色彩の退廃的な世界に、”死”を扱うイベントが多いです。
ストーリー自体は綺麗にまとまっていますが、設定資料集を見ると軽く鬱になるかも。
マルチエンディングで周回プレイが前提となります。(2週目以降は中盤からのスタート)
2週目以降イベントが挿入されるので(3周目以降は変わらず)せめて2週はプレイしてほしいです。


ボリュームはサブシナリオ一切無視のストーリー攻略だけなら1周20時間弱。
2週目以降は既読部分をスキップして2,3時間位に短縮可です。
(3周目と4周目はED直前の選択肢で分岐するので、ラスボス前でのデータ使い回しが可能)
サブシナリオを極めるとなると、60時間はかかるんじゃないでしょうか。
サブとはいえ、他のシナリオや本筋とリンクしたり、なかなか作り込まれてます。


武器強化のための素材集めが大変すぎたり、
ワードシステム(FF7のマテリアみたいなもの)が手間だったり、
ちょっとそれはないだろうというカメラ視点があったり、
仲間に対する指示がアバウトだったり荒削りなところも確かにあるのですが、
とりあえずDODファンなら公式設定資料集込みで買って損はないと思いますよ。





---------雑感--------------------------------------------------


正直ここまでハマるとは思いませんでした。
「曲がいいよ!」と進められ、ふーんと聞き流していたのですが、
ニコ動に上げられていたゲーム曲を聴いて興味を持ち、いそいそと購入。
何となく連休中に開始して、3日で4周するという暴挙に出てしまいました。
ちなみにサントラも公式設定資料集もがっつりゲットしております。


良かったところは色々あるのですが、私が一番魅力を感じたのがその世界観。
劇中全体に漂う「静かに終わりゆく感」がたまりません。
『バイオハザード』というよりは『サイレントヒル』
『Dungeons & Dragons』というよりも『クトゥルフの呼び声』。
わけ分からん例えですが、なんとなく伝わるでしょうか。


DODの続編ということで相変わらず鬱ですが、方向性はちょっと違うっぽいです。
DODの鬱がその場で終了してしまうBADエンド的なものだとしたら、
ニーアの鬱はかすかな希望を引きずりながら終末へと向かうような…。
”ヘッドショット”と”失血死”の違いとか例えたらさすがに引かれますかね?
全体を通して、一見平穏だがよーく考えてみると、という展開が多いです。


ED1周目も普通のハッピーエンドに見えるんですが、公式設定資料集によると色々すごいですよ。
2週目の追加イベントもなかなか衝撃でしたが、開発者インタビューでの真相はそれ以上でした。
一応ロード画面やゲーム中の調べるポイントで部分的な設定は読み取ることができるのですが、
物語の進行に不要な設定はとことん削られているので、背景が知りたいなら資料集は必須かと。


ちなみにこの資料集、物語のダイジェストもあるので読むのはクリア後推奨です。
かなり綺麗にまとまっているのでこれを読めばストーリーも把握できてしまうのですが
作中での演出やセリフ回しがいいので、まとめでサラッと読んでしまうのは勿体ないです。


主な見どころは以下の通り。

・Dエンディング後のストーリー(真エンド?)
・書き下ろし含むサイドストーリー(10篇)
・ネタバレ裏話全開の開発者インタビュー小さい文字でびっしり5P
・ゲシュタルト計画の全様・詳細年表
・各キャラクターの詳細設定・裏話・設定資料など
・各武器にまつわるウエポンストーリー(59篇)



ウエポンストーリーはあまり期待していなかったのですが、想像以上に濃い内容で驚きました。
雑誌にも掲載されていたものらしいのですが、独特の雰囲気があるので好きな人には堪らないんじゃないかな。
私なんかまさにストライクで、これを事前に知っていたら発売日にニーア買いに走ったと思われます。
ちなみにDODやDOD2にも登場した武器はそちらのものも掲載されています。

この雰囲気は言葉で伝えづらいので全59篇中から一篇を引用します。
関連する武器同士がそれぞれリンクする構成になっているのですが、
1篇だけでも雰囲気が伝わりやすいと感じたものを選びました。
※引用の範囲に留まると判断しましたが、問題があるようでしたらすぐに削除しますのでご一報下さい。



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涅槃の短剣

少女は生まれた時から婚約者がいると聞かされて育てられました。家の中で日々花嫁修業に励み、夜は窓から見える景色に向かって婚約者へ祈りを捧げました。「●●様、早く迎えに来てくれる日をお待ちしています。」

少女が暮らす家には、同じ年頃の少女が何人も暮らしておりました。少女たちは全員が同じ婚約者の為に、日々花嫁修業に励み、夜は祈りを捧げました。「●●様、早く迎えにきてくれる日をお待ちしています。」

ある日、婚約者として選ばれるのは、最も優れた一人ではないのかと少女たちが喧嘩をしました。自分が婚約者として一番優れている、と譲らない少女たちに世話係の女は少女たちに優しく話しかけます。「大丈夫、あなた達は全員●●様のお嫁さんになれますよ。」それを聞いた少女たちは皆笑顔になりました。

婚約の日に少女たちが連れてこられたのは、家の窓から見える石畳が並ぶ場所でした。少女たちに一つの短剣が渡されます。婚約者に会うにはこの場所で命を絶たねばならない、そう聞かされた少女たちは我先にと短剣を奪い合いながら自害しました。その後、少女たちが死んだ場所に神殿が建てられました。神殿の名称は少女たちの婚約者の名前でした。

(―ニーア ザ・コンプリートガイド+設定資料集 P174より)


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この話は本編と直接の関わりがありませんが、シナリオに直接リンクするものもあります。
ニーアの武器でDODを彷彿とさせる…というかまんまDODな武器もありました。


最後に私が購入するきっかけになった曲と、サントラ中一番のお気に入り曲を貼っておきます。
(ED曲もお気に入りなんですが、それを貼るのもどうかと思ったのでこっちにしました)
興味のある方は是非是非やってみて下さい!
ついったーでニーア関連のリプライ飛ばしてくれると大喜びして食いつきますよヽ(´ー`)ノ



購入のきっかけになった曲。『イニシエノウタ』




サントラの中で一番お気に入り。『カイネ/逃避』

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ゲーム雑感 「銃声とダイヤモンド」

2010年07月15日 19:44

最近ブログを更新しなさすぎてちょっとどうかなあと思ったので、
今までに放送でクリアしたゲームの雑感を書いていこうと思います。



銃声とダイヤモンド銃声とダイヤモンド
(2009/06/18)
Sony PSP

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放送でも何度か言っていたのですが、
私がニコ生を始めた理由の一つにこのゲームを広めたいというのがありまして。
どんな内容のゲームかというと…、まずはプロモでもどうぞ。



※体験版の内容は本編とノリが異なりすぎるので注意。本編はもっと硬派だよ!

これねー、良作なんですよ。かなり良作と思います、が。
致命的に知名度が低い気がするんですよね。
発売直後のTSUTAYAでも新作の棚に一つぽつんとあるだけでしたし。
私もニコ生公式放送生中でプレイ動画見なければ存在すら知らずスルーでしたよ…。
いいソフトなんだけどね。


-----------ソフト紹介---------------------------------------


基本は王道のアドベンチャーなんですが、特徴的なのが交渉パート!
リアルタイムで進行する交渉に突っ込みを入れていく形式なんですが、
リアルタイムゆえに”スルー”という選択もあって、それが最高に面白い。
例えば、相手の言葉を遮りつつ強気に進めるも、無口になり相手に喋らせるも自由なんです。
それゆえ、考えている間に展開が進んで「アッー!」なんてこともザラですが、その緊張感がいい。


シナリオ自体もかなり練られていて引き込まれますし、
音楽もいいので長時間のプレイにも飽きがこないと思います。
キャラクターたちも個性豊かで愛着が湧き、シナリオへの興味も倍増。
本当、良作なんですけどねー…。何故売れなかったしorz


ボリュームは結構ある方ではないかと。
読む速度にも依りますが、一度も詰まらず最後までいったとして20時間弱、かなあ。
実際は何度か交渉パートで躓くはずなので、もうちょっとかかると思います。
途中で回収できるヒントに忠実に進めていけばさほど困らないはずですが、
無視してフリーダムに振舞っていると苦労するかもしれません。その辺シビア。
例えば気が短い犯人相手に言葉を遮ろうもんなら一気にブチ切れて即アウト、とか。


シナリオは結構硬派な感じ。
絵柄を見れば一目瞭然でしょうが、萌え成分は皆無です。(誰も期待してないよね)
キャラクター同士の掛け合いが軽快で楽しく、
それでいて馬鹿な行動を取らないので見ていてイライラしません。
(一部ネタ担当的なキャラはいますけども)
舞台が警視庁ゼロ課という交渉担当の架空の組織なので、
若干綺麗事やご都合主義的な部分はありますが、鼻につくほどでもないかと。


グラフィックは可も無く不可も無く…。
シーンごとの使い回しがないので、個人的には全く気になりませんでした。
登場人物の造形が、芸能人に似ているのも楽しいです。


音楽は素晴らしいの一言。
生楽器の演奏と作り込まれた旋律でゲーム外でも聞きたくなること間違いなし!
私はサントラまで買ってしまいましたん(;´∀`)


システムについては公式にまだ体験版があったはずなので是非触ってみて下さい。
でも本編はあんなノリではないので、そこだけ注意して下さいね。
あの体験版、なんであんな仕様にしたんだろうな。
あれじゃただのネタゲーに見えてしまうよ。






-------雑感----------------------------------------------------


言いたいことは上の紹介で言いつくした気もしますが、良ゲーです。
本当に、なんで売れないんだろうこのゲーム。
興味持った方は是非是非やってみて下さい!新品で。
え?何でそこまで推すかって?そりゃもちろん

続編やりたいからだよ!!ゴゴゴゴ(ノдヽ)━( 乂 )━━━ヽ(゚Д゚)ノゴルァァア!!


なんというかあの、コメディでいて硬派な雰囲気が好きなんですよ。
曲の雰囲気も相まって、”踊る大捜査線”よりは”はぐれ刑事純情派”っぽい感じ。
非現実的な面もあるけど、それを感じさせないパワーもある。
登場人物が皆聡明で馬鹿な行動をしないのも魅力。
(おバカ担当キャラもいますが、一応彼らなりの理念の下に動いてます)


何より鬼塚さんまじカッケー!これに尽きるでしょう(笑)
どんな相手でも顔色を変えずに(交渉人としては当然か)対処する鬼塚さん。
ADVゲームの主人公としては異色かもしれませんがこれはこれで楽しいです。


考えてみたらこのゲーム、キャラクターの内面描写が一切ありません。
全てがキャラクターのセリフで構成されていて、心の中の声はゼロ。
この形式って結構珍しいかもしれませんね。
私が今までやったADVゲームは多かれ少なかれ心理描写が含まれていたような。
それでいて物足りなさを感じさせず、不自然にならずに補足もしている。
製作チームの前作「遠隔操作」(未プレイ)はシナリオ面の不満が多かったらしいので
その分今回は力を入れたってことでしょうか。なんにせよGJです!


終わり方からして続編も期待できると思うんですよね。
一作でも綺麗に完結しているけど、無理なく続けることも出来そうな感じ。
かっこいい鬼塚さんの活躍をもっと見たいですよ…。


そうそう、えっらい長くなりましたが
最後に本編の序盤Episode0を上手く編集している音楽動画を見つけたので貼っておきます。
プレイ動画ではありませんのでご了承ください。








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